妊活中、甘いものはやめなくていい?我慢する前に見直したいこと
- 6 時間前
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日曜の朝、少し立ち止まる時間に。
今週も「妊娠前の今を整える」という視点で、体と向き合うヒントをお届けします。

夕方、仕事が少し落ち着いた頃。
「何か甘いものが食べたい」
そんなふうに思うことはありませんか。
机の引き出しのチョコレート。
帰り道に買う菓子パン。
夕食を食べたのに、なぜか食べたくなるアイス。
食べている時はほっとするのに、食べ終わると、
「また食べてしまった」
「妊活中なのに、これでいいのかな」
と、少しだけ後悔する。 妊娠を考え始めると、今まで何気なく食べていたものまで気になり始めます。
検索すると、
「砂糖は控えましょう」
「血糖値に気をつけましょう」
「甘いものは妊活によくない」
という言葉も目に入ります。
控えた方がいいのはわかっている。
それでも食べたい。
その間で、自分を責めてしまう方は少なくありません。
でも私は、甘いものがやめられないという相談を受けた時、
最初からお菓子を減らす話はしません。
だって私自身、ダイエットした時に甘いものはやめられなかったから…
その前に、
「今日は朝ごはんを食べましたか?」
「お昼は何を食べましたか?」
「昨日は何時に寝ましたか?」
と聞いています。
甘いものだけを見ても、理由はわかりません
甘いものが欲しくなる理由は、一つではありません。
ただ習慣になっていることもあります。 目の前にあるから、つい食べてしまうこともあります。
けれど、食事を振り返ってみると、
朝はコーヒーだけ。
昼はおにぎり一つ。
仕事が忙しくて、夕方まで何も食べていない。
そんな日もあります。
食べる量が少なかったり、食事と食事の間が長く空いたりすれば、夕方に強い空腹がくるのは不思議なことではありません。
睡眠不足や疲れ、生理前の体調変化によって、食欲がいつもと違うこともあります。
つまり、
「甘いものがやめられない私」
だけを見るのではなく、
「甘いものが欲しくなるまでに、私はどう過ごしていたのか」
を見ることが大切なのです。
食べた後より、食べる前を振り返る
甘いものを食べた後は、反省しやすいものです。
「明日からやめよう」
「もう買わないようにしよう」
「家に置かないようにしよう」
と決める。
それでうまくいくこともあります。
でも数日すると、また食べたくなり、
「やっぱり私は続かない」
と落ち込む。
この繰り返しになっているなら、 意志の問題ではなく、 見直す場所が違うのかもしれません。
たとえば、 夕方に甘いものが欲しくなるなら、まず昼食を見ます。
➤パンだけ、おにぎりだけ、麺だけになっていないでしょうか。
夕食が遅くなる日は、何も食べずに我慢していないでしょうか。
➤朝からほとんど食べていないのに、夕方のお菓子だけを我慢するのは、少し無理があります。
甘いものを減らしたい時ほど、先に食事を減らすのではなく、食事を整える必要があることもあります。
甘いものは、なくさなくてもいい
甘いものには、ほっとする力もあります。
友人と食べるケーキ。
季節限定のアイス。
お気に入りのお店の焼き菓子。
それまで全部禁止してしまったら、 食事は「楽しむもの」ではなく、「間違えないように管理するもの」になってしまいます。
妊活は、食べてはいけないものを増やすことではありません。
自分の体に合う食べ方を見つけていくことです。
食事の代わりにお菓子を食べていないか。
毎日、疲れを甘いもので乗り切っていないか。
本当に食べたいのか、それとも空腹なのか。
少し振り返るだけでも、甘いものとの距離は変わってきます。
低糖質スイーツも、選択肢の一つです。
低糖質だから好きなだけ食べていいわけではありませんが、 甘いものを完全に禁止せず、楽しみを残しながら選ぶ方法にはなります。
ただ、低糖質スイーツに変えることよりも先に、毎日の食事が足りているかを見ることが大切です。
「やめられない私」ではなく、体からの知らせとして見る
甘いものが欲しくなった時、
「また我慢できなかった」
と責める前に、こんなふうに考えてみてください。
今日は、食事が少なかったかな。
お昼から時間が空きすぎたかな。
昨日、あまり眠れていなかったかな。
生理前で、いつもより食欲が強いのかな。
気持ちをゆるめる時間が欲しかったのかな。
甘いものが欲しくなることは、体や心からの知らせの一つかもしれません。
すぐに答えがわからなくても大丈夫です。
何度か振り返っていると、
「私は夕食が遅い日に食べたくなる」
「生理前になると増える」
「昼食がパンだけの日に欲しくなる」
と、自分なりの傾向が見えてきます。
自分の傾向がわかれば、我慢以外の方法を選べるようになります。
今日、見てほしいこと
今日一日、甘いものを食べないように頑張る必要はありません。
甘いものが欲しくなったら、その前に食べたものを思い出してみてください。
・朝ごはんは食べたか。
・昼食に主食と主菜があったか。
・食事と食事の間が長く空いていないか。
・眠れていたか。
・疲れがたまっていないか。
見るのは、食べたお菓子の数だけではありません。
その日の自分の暮らし全体です。
妊活は、自分を責める時間ではありません。
未来の赤ちゃんのためだけに、自分を厳しく管理する時間でもありません。
今の自分の体を知り、
「私は、こうすると少しラクなんだ」
という方法を増やしていく時間です。
甘いものとの付き合い方も、その一つです。
【よくあるご質問】
妊活中に甘いものを食べてもいいですか?
すべて禁止する必要はありません。
量や回数だけでなく、食事の代わりになっていないか、強い空腹の時に甘いものだけを食べていないかも確認してみましょう。
甘いものを減らすには、何から始めればいいですか?
まずは朝食か昼食を振り返ってみてください。
パンやおにぎりだけになっている場合は、卵、魚、肉、乳製品などを一品加えるところから始めます。
生理前に甘いものが欲しくなるのはおかしいですか?
月経周期に伴って、食欲や食べたいものが変わる方はいます。
ただし、気分の落ち込みやイライラ、頭痛なども強く、日常生活に支障がある場合は、我慢せず婦人科などへ相談してください。
今の体を整理する時間のご案内
「甘いものがやめられない」
「夕方になるとお菓子が欲しくなる」
「妊活中の食事をどう整えればいいかわからない」
そんな時は、一人で抱え込まなくて大丈夫です。
今の体や生活を、
どこから整えたらいいのかわからない方へ。
そんな方のための時間が、
【今の体を整理する時間】です。
相談では、
・食事のどこを見直すとよいか
・今の不調と生活習慣のつながり
・自分に合う整える順番
を一緒に整理します。
たくさん頑張ることよりも、甘いものとも上手に付き合いながら
「今の私には何が必要なのか」
を知ることから始まります。
一人で抱え込まず、
まずは現在地を確認する時間としてご利用ください。
※医療行為や診断ではなく、生活・食事の整え方を整理する時間です。
【この記事を書いた人】
西野裕子
助産師|妊娠前の今を整える、妊活の家庭教師
助産師として30年、妊娠前から妊娠中・産後まで多くの女性と関わってきました。現在は「妊娠前の今を整える、妊活の家庭教師」として、食事・生活習慣・体の土台づくりをサポートしています。→ 詳しいプロフィールはこちら


