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「もう少ししてから」では、いつ始める?妊娠前の準備を後回しにしてしまう理由

9月20日
読了時間: 7分

日曜の朝、少し立ち止まる時間に。


今週も「妊娠前の今を整える」という視点で、体と向き合うヒントをお届けします。

妊娠前の準備をいつ始めるか考える30代の女性

「いつかは赤ちゃんを迎えたい」

そう思っていても、妊娠前の準備は後回しになりやすいものです。

仕事が落ち着いてから。

結婚してから。

引っ越しが終わってから。

もう少し生活に余裕ができてから。

妊活を本格的に始めると決めてから。

そう考えているうちに、時間だけが過ぎることがあります。

妊娠前から体を整えることが大切だと、知っています。

未来のことを軽く考えているわけでもありません。

なぜ何となく見過ごされてしまうのかな… 結婚すればできる、避妊しなければ妊娠できるという考えが根付いています。 30年前私が助産師になったころには不妊症という言葉も一般的ではありませんでした。 でも、不妊に悩む方がいて、不妊治療も行われていました。 あれから30年以上経過し、治療の選択肢や支援制度は変わり、不妊治療をどう捉えるかも変わってきたと感じます。 妊活=不妊治療と思い浮かべる方もいるかもしれません。 でも、治療を受けるかどうかにかかわらず、妊娠前から自分の体や暮らしに目を向けることも大切です。私はその一歩をお伝えしたいのです。

妊娠前の準備は、始める日が見えにくい

試験には試験日があります。

旅行には出発日があります。

健康診断にも予約日があります。

期限があるものは、準備を始めやすいものです。

一方で、妊娠前の体づくりには、明確な開始日がありません。

いつ妊娠を希望するのか、まだ決まっていない。

何をすれば準備になるのかも曖昧。

そのため、

「まだ始めなくても間に合うかもしれない」

と感じやすくなります。

「妊活を始めると決めてからでいいかな」と感じるのも自然です。

ただ、今から何かを一気に変える必要はありません。食事や睡眠、月経、最近の体調など、今の自分を知ることも妊娠前の準備の一つです。

「いつか赤ちゃんを迎えたい」と思ったときは、自分の健康に目を向けるきっかけにしてみてください。

今、生活できているから後回しになる

大きな病気があるわけではない。

仕事にも行けている。

毎日食事もしている。

今すぐ病院へ行くほどではない。

そうすると、


「今のままでも大丈夫なのでは」


と思いやすくなります。

けれど、少し振り返ると、


朝からだるい。

便秘が続いている。

生理前になると気持ちが大きく揺れる。

午後になると甘いものが欲しくなる。

夕食を作れないほど疲れる日がある。

睡眠時間が足りていない。


ということはないでしょうか。


生活を続けられないほどではないため、

「いつものこと」

「体質だから」

と受け流してしまうこともあります。


妊娠前の準備は、大きな不調が出てから始めるものではありません。

今の自分が無理をしていないか。

体からの小さなサインを見過ごしていないか。

一度確認することも、妊娠前の準備です。


何をすればよいか分からないと、人は動けません

「妊娠前から整えましょう」

そう言われても、具体的に何をすればよいか分からなければ、行動にはつながりませんね。

食事を変えるのか。

葉酸を飲むのか。

運動を始めるのか。

睡眠時間を増やすのか。

基礎体温を測るのか。

病院へ相談するのか。

調べるほど、やることが増えて見えることがあります。

すると、

「きちんとできる時に始めよう」

と思ってしまいます。

けれど、 仕事や家事がすべて落ち着き、十分な余裕ができる日は、なかなか来ません。

最初から全部を変える必要はありません。

大切なのは、できそうなことを何となく始めるのではなく、

今の自分に必要なことを見つけることです。


完璧に整えるより、始める順番をまず知る

妊娠前の体づくりと聞くと、

毎日栄養バランスを考える。

朝ごはんを欠かさない。

早く寝る。

運動をする。

甘いものを控える。

生活全体を変えなければならないように感じるかもしれません。

けれど、それを一度に始めるのは簡単ではありません。

必要なのは、完璧に整えることではなく、 今の自分は何から見直すとよいのかを知ることです。

人によっては、 朝ごはんかもしれません。

睡眠かもしれません。

疲れ方や生理前の体調を記録することかもしれません。

パートナーと、これからのことを話すことかもしれません。

同じ妊娠前の準備でも、始める場所は人によって違います。

順番が分かると、生活を丸ごと変えなくても、一つ目の行動を決めやすくなります。


知っていることと、続けられることは別です

食事や生活について調べれば、知識は増えます。

何を食べればよいか。

何を控えた方がよいか。

睡眠や運動が大切なこと。

すでに知っていることも多いかもしれません。

それでも、生活の中で行動が続かないことがあります。


だって、人間だもの。誘惑は多いし、ココロが追い付けないこともある


分かっていても、仕事や家事で疲れた日には、思うように行動できないことがあります。

続かなかった理由を、意志の弱さだけで片づけたくありません。

私自身も、ダイエットを通して栄養を学ぶ中で、知っていることと、一人で続けられることは別だと実感しました。 最初の3か月は伴走してもらいながら進め、方法を学び、体の変化も感じました。

その後、自分一人で続けた時期があります。

知識はある。

方法も分かっている。

それでも、 一人になると判断が曖昧になったり、 少しの乱れをそのままにしたりして、 思うように進まないことがありました。

もう一度伴走を使った時、行動の続け方や振り返り方が変わりました。

そこで実感したのは、

知っていることと、続けられることは別だということです。

伴走は、自分で何もできない人のためだけにあるものではありません。

自分一人では見落としやすいことを確認し、止まりそうな時に戻るための仕組みでもあります。

一人で進むか、伴走を使うかを決める

今、何から始めるかが見えているなら、まずは自分で一つ試してみてください。 自分で進めることも、大切な選択です。

一方で、「気になることはあるけれど、何を優先すればよいか分からない」 と感じるなら、誰かと話しながら整理する方法もあります。

私の「妊活0時間目」では、食事や睡眠、体調、暮らしの現在地を一緒に振り返り、 今日から始められそうな一手を探します。

その後、自分で進むか、さらに支援を使うかは、ご自身で選んでいただけます。

妊娠前の準備は、完璧な生活を始めることではありません。 今の自分を知り、自分に合う一歩を選ぶところから始めてみませんか。

よくある質問

Q:まだ妊活を始めていなくても相談できますか?

A:はい。

今すぐ妊娠を希望している方だけでなく、

「いつか赤ちゃんを迎えたい」

「妊娠前から、自分の体や暮らしを見直したい」

という段階でもご相談いただけます。

Q:相談すると、何をするか決めてもらえますか?

A:一方的に決めるのではありません。最終決定はあなたです。

食事、体調、睡眠、生活を一緒に振り返り、今の自分に必要なことと、無理なく続けられる方法を整理します。

Q:相談したら、継続サポートを申し込む必要がありますか?

A:その場で決める必要はありません。

今の状態と選択肢を整理したうえで、自分で進むか、妊活ごはんや伴走を利用するかをご自身で選んでいただけます。

【妊活0時間目|今の体を整理する時間】とは

「何から始めるか決められない」

「一人で始めても、また途中で止まりそう」

「今の食事や体調を、一度整理してみたい」

そう感じる方は、「妊活0時間目|今の体を整理する時間」で、今の自分に必要な順番を一緒に見つけてみませんか。

自分で進められること。

妊活ごはんで実際に確認した方がよいこと。

伴走があると進みやすいこと。

その違いを整理します。

【この記事を書いた人】

 西野裕子

助産師|妊娠前の今を整える、妊活の家庭教師

助産師として30年、妊娠前から妊娠中・産後まで多くの女性と関わってきました。現在は「妊娠前の今を整える、妊活の家庭教師」として、食事・生活習慣・体の土台づくりをサポートしています。→ 詳しいプロフィールはこちら


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