妊活中の食事は何から見直す?_助産師が伝えたい“整える順番”
- 3月29日
- 読了時間: 4分
日曜の朝、少し立ち止まる時間に。 今週も「妊娠前の今を整える」という視点で、体と向き合うヒントをお届けします。

妊活のために食事を見直したい。 そう思った時、何から始めますか?
葉酸サプリ? 野菜を増やす? 甘いものをやめる?
どれも無駄ではありません。 でも、体を整えるには順番があるということです。
私は助産師として30年以上、妊娠・出産の現場に関わってきました。 その中で感じてきたのは、妊活中の食事で悩む方ほど、足りていないことに意識が向きやすく、 「今の食べ方の土台」が置き去りになりやすいということです。
この記事では、妊活中の食事を見直す時に大切な順番を、助産師の視点で整理します。

妊活の食事は“足し算”より“土台づくり”から始めます
妊活中の食事というと、栄養素の名前がたくさん出てきます。 葉酸、鉄、亜鉛、ビタミンD、たんぱく質。 もちろん、どれも大切です。
ただ、体はサプリや単品の栄養素だけでできているわけではありません。
ホルモンも血液も、子宮内膜も、卵子の土台も、日々の食事の積み重ねから作られます。 だからまず必要なのは、体がちゃんと回る形で食べているかを見ることです。
【1番目】 ごはんなどのエネルギー源
糖質を悪者にして、主食を減らしすぎる方は少なくありません。 でも、エネルギーが足りない体は、節約モードに入りやすくなります。
特に、こんな食べ方が続いていないでしょうか。
・朝は食べない ・昼は少ない ・夜だけ食べる ・パンやお菓子で済ませる
こうした食べ方が続くと、血糖の波も大きくなりやすく、だるさや甘いものが欲しくなることにもつながります。
まずは、1日3回、主食をゼロにしないこと。 それが食事の土台です。
【2番目】 肉・魚・卵・大豆などのたんぱく質
体を作る材料として、たんぱく質は欠かせません。 ・朝はたんぱく質ゼロ ・昼は麺だけ ・夜だけまとめて食べる
という方がとても多いです。
おすすめは、量よりも毎食少しでも入れることです。 完璧でなくて大丈夫です。
たとえば、
・朝:卵、納豆 ・昼:肉や魚の入った定食、豆腐付きのもの ・夜:主菜を抜かない 💡ちょっとしたコツ 「朝からたんぱく質を用意するのは大変…」という方は、 夜のおかず(たんぱく源)を一口分だけ、翌朝に残しておくことで無理なく続けられますよ。
この積み重ねが、昼食後の眠気や甘いもの欲の抑制につながっていきます。
【3番目】 野菜・海藻・きのこなどの副菜
ここでようやく野菜です。 誤解してほしくないのは、野菜が不要という話ではないということです。
野菜や海藻、きのこは、代謝や巡り、腸内環境を支える大切な存在です。 ただ、主食もたんぱく質も足りていない状態で、サラダだけ頑張っても整いにくいことがあります。
つまり、
・主食 ・たんぱく質 ・副菜
この3つがそろって、ようやく“食事”になります。
よくある勘違い ヘルシーなのに整いにくい食べ方があります
一見、体に良さそうでも、整いにくい食べ方があります。
たとえば、
・サラダ中心でお腹が空く ・スムージーだけで済ませる ・低糖質を意識しすぎる ・サプリは飲んでいるが食事が軽い
こうした食べ方は、悪気なくやってしまいやすいです。 でも、材料不足のままでは、体は整いにくくなります。
大切なのは、無理して続ける食事ではなく、自然に続く食事です。
妊活の家庭教師として、最初におすすめしたい3つ
1 朝に何か食べる
ごはんと味噌汁。パンと卵。ヨーグルトとバナナ。
まずは「朝食抜き」をやめるところからで十分です。
2 毎食たんぱく質を意識する
量より頻度です。毎食「何か1つ入っているか」を見るだけでも変わります。
3 夜のごはん(主食)をぬかない
夜は軽めにと主食を抜きがちですが、睡眠のリズムも乱れやすくなります。 主食こそ、整える要です。
食事は完璧さより“戻れる形”が大切です
毎日きれいに食べるのは難しいです。 外食もあります。 忙しい日もあります。
だからこそ大切なのは、乱れないことではありません。 乱れても戻れること。
・朝を抜かない ・主食をゼロにしない ・たんぱく質を毎食とり入れる
この3つが、戻る目印になります。
まとめ
妊活中の食事で見直したい順番は、
・ごはんなどのエネルギー源 ・たんぱく質 ・野菜や副菜
です。
“良いもの(サプリ)を足す”前に、“土台があるか”を見る。 それだけで、食事の見え方はかなり変わります。
今日も、今の体をひとつ整えるところから。 その積み重ねが、未来の安心につながっていきます。 日常の小さな選択が、やがて大きな土台になります。
とはいえ、 「今の私の食事が、ちゃんと整っているのか分からない…」 「なにから見直せばいいか迷ってしまう」 と悩まれることもあると思います。
そんな時は、一人で抱え込まずにお話ししにきませんか?
🌿 LINEで無料相談を受け取る
※医療行為や診断ではなく、あなたの今の生活や食事の整え方を一緒に整理するための時間です。


